Core i7 2600Kをオーバークロックしてみる その2
やったこと
前回からマザーボード、ポンプとリザーバを変更して、
あとケースも購入したので、
またオーバークロックに挑戦してみました。
今回の構成
青字が前回と変更したもの。
- CPU: Core i7-2600K (ロット:3129B538)
- M/B: ASUS Maximus IV Gene-z
- メモリ: UMAX DDR3-1333 8GBキット (4GBx2)
- ストレージ: ADATA S510
- 電源:Antec High Current PRO 850W
- ケース:Fractal Design Define Mini
水冷関係は
- ポンプ:Jingway DP-1200
- リザーバ:EK-Reservoir Combo DCP 4.0 (上記ポンプに装着して一体型にできる)
- CPU水枕:Aquacomputer Cuplex Kryos HF
- VRM水枕:EK-MOSFET Max IV Gene
- ラジエタ:Black Ice SR1 120
- ラジエタ用ファン:XINRUILIAN RDL1238S-PWM
- チューブ等:内径3/8"-外径1/2"
VRMがかなり熱くなる予感がしたので、今回はVRM水枕を追加してみました。
と、こんな構成で組んでみたのですが、VRM水枕のフィッティングと干渉して、
ラジエタを背面ファンの位置に内蔵できませんでした。
実際には、この位置からはずして、ケースの上にラジエタを乗っけた状態で検証していました。
前回もそうですけど、
38mm厚のファンを使っているので、ラジエタ付属のネジでファンを貫通して固定することはできませんでした。
付属のネジ(M4)の首下を8〜9mm12mmくらいに切って、それでファンとラジエタを固定するといい感じでした。
4.7GHz動作させてみる
前回到達した4.7GHzをこのマザーでやってみるとどうなるか試してみました。
結果は、コア電圧1.42V設定でPrime95が約12時間安定動作しました。
(このときは12時間で切り上げました)
やはりVRMの立派なマザーだと割りと低めの電圧設定でも安定しますね。
次は…
一応の目標だった4.8GHzには到達したので、
次はなるべくパフォーマンスを落とさないように、ラジエータをケースに内蔵していきます。
でも、ちょっとBIOSいじった拍子に1.485Vでも4.8GHz動作がこけるようになってしまって、
どこをいじったかよく分からないという状況になってます…うーん。
VRMまわりかなあ…。
追記
BIOS設定のLoad Line Calibrationによって、BIOSで指定したコア電圧値から実際の値が結構かわるようです。おそらく、一度うまく行った4.8GHz駆動が上手く行かなくなったのは、Load Line Calibrationの値が50%か75%でずっとやってきたところを、Autoに設定したことが原因だと思います。コア電圧以外の設定を変えて、もっと安定させられないか検討していたのですが、結局変化が見られないので変えた設定を一通りAutoに戻したときに、一緒にAutoにしてしまったのでしょう。
SandyBridgeはコア電圧以外の設定はあまりクロックアップに効果がないのかも。
履歴
2011/12/6