2014年の個人的に買ってよかったと思うゲームTOP3

去年もこういう記事を書きましたが、1年の締めくくりとして今年もやってみようと思います。去年と同じく、あくまで2014年に自分が買ったゲームからの選出で、リリース時期はもっと前だったりします。
というか今年は他に1件しか記事を書かなかったですね…。

1位 Kerbal Space Program

http://store.steampowered.com/app/220200/
ひとつ前の記事でも紹介していますが、リアリスティックな物理演算の宇宙開発シミュレーションです。
相変わらず開発中でSteamでは早期アクセスタイトルとなっていますがいよいよベータに入り、宇宙飛行士にクラスの概念が導入されて、宇宙船に乗せるクルーの編成の重要度が増したり、宇宙船が宇宙センターの建物に衝突したりすると建物がダメージを受けて修復にコストがかかるようになったり着々と内容の充実が進んでいます。
前の記事でDunaへの水平着陸に挑戦すると書きましたが、まだ成功していません。一度はDunaへの着陸は成功したのですが、帰還のときに宇宙センターの滑走路で着陸に失敗して粉々になりました。その後何度か挑戦しましたけどDunaの地面は比較的平坦なところでも完璧に平らではないので着陸の成功率は低く、なるべく滑走距離を短くするよう工夫していましたがなかなか上手くいかず。そうしているうちにアップデートで空力パーツに大きな変更が加えられたので、着陸艇の設計を大幅に見直さなくてはならなくなり、ようやくもとのDunaに着陸できそうな機体と同等かなと思えるものができたところです。まあ、こういうことが早期アクセスタイトルでのリスクなんですね。でも諦めずに挑戦していきます。

2位 Terraria

http://store.steampowered.com/app/105600/
確か今年の始めごろに買ったと思います。
ドット絵の横スクロールの画面でプレイヤーキャラを操作してランダム生成された世界を探索し開拓していくゲームですが、その世界を構成しているもののほとんどが、ツルハシや斧などの道具を使って取り除くことができます。取り除いたものは別の場所に再配置することもできるし、なにか他のものを作るための材料にもなります。つまり、斧で木を切り倒して手に入れた木材を使って壁材やドアを作り、家を建てるというようなことができます。この家を建てることがまずこのゲームの第一歩で、このゲームの世界ではそこらじゅうにプレイヤーを攻撃してくるスライムがいる上に、夜になるとゾンビがどこからともなく現れて地上を徘徊します。なので、まず家を建てて安全な場所を確保しなければならないからです。ツルハシを使って地面を掘ると、鉄や銅などの鉱物が見つかります。これを使って武器を作り、更に危険な土地へ挑んだりできるようになります。空き家を作り、一定の条件を満たすとNPCがそこに住み着くようになり、にぎやかになっていきます。手に入れた素材から作り出せるものは実にさまざまで、家具やシャンデリア、街灯やフェンスなどもあり、好きなように町を形作っていくことができます。こうして町を作って探索の拠点にしつつ、地下深く掘り進んだり、地上を遠くまで歩いてみたりして、探索をして、そして手に入れた素材を使って世界を好きなように作り変えていく、そういうゲームです。
無論、プレイヤーの「創造」を邪魔してくる要素もあります。巨大で強力ないわゆるボス敵であったり、Corruptionという汚染された土地があり、そこには不気味な生き物が徘徊し、NPCは住むことができず、放っておくとだんだんと他の正常な土地を侵食していきます。プレイヤーは、こういった脅威と戦いながら自分の目指す世界を構築していかなければなりません。
というわけで、文章での説明が難しいゲームですが、本当に素材や作れるものの種類が多く、地中にはいろいろなものが隠されていて掘れば掘るほど発見があって、また自分のアイデア次第では作りたい建物などがドンドン増えていくので、実にやりごたえのあるゲームです。価格もインディーズゲームとして普通の価格帯ですし、しょっちゅうセールで300円くらいになってたりするので、買っておいて損はないと思います。

3位 Freedom Planet

http://store.steampowered.com/app/248310/
ごく最近のセールで買いました。今年の秋ごろリリースされたもののようです。
最初トレイラー動画を見たときはどこかの音速ハリネズミを連想しましたが、プレイしてみると非常に丁寧なつくりになっていて、ドット絵のキャラクターの動きや表情が非常に豊かで、ドット絵好きとしては非常に楽しく遊べました。
内容はオーソドックスな面クリア型の横スクロールアクションで各ステージに中ボス、ボスがいるという構成になっています。ゲーム開始時にAdventureモードを選ぶと、ステージの間にストーリーが語られるシーンが入ります。これらのシーンがドット絵のキャラクターが表情豊かに動き回り、しかも(英語ですが)フルボイスでとてもテンポがよく、物語やキャラクターにとても惹きつけられました。
そのプレイ可能なキャラクターですが、紫色をしたドラゴンの末裔で短時間だけど物凄い速さで飛んだりできるライラックと、壁キックや特定の床での凄いジャンプができたりバイクに乗って走ったりできる緑色のヤマネコのキャロル、気(?)を練って作り出したキューブを投げたりシールドを張ったりできるうさぎっぽいミラの3人から選べます。(ミラだけAdventureモードがありません。)キャラによってプレイできるステージが一部異なり、Adventureモードのストーリーシーンも1キャラだけプレイしたのでは見られないシーンもあります。
登場人物のキャラ立ちもとても良いと思います。特にライラックさんはキャロルから"Miss Heropants"(英雄気取りとかそういう意味だと思う)としょっちゅうからかわれるほどの熱血漢(女の子だけど)で暑苦しいほど熱くてよかったです。ライラックさんかっこいいよライラックさん。軽めですがリョナられ敵の言説に惑わされてちょっと弱気になったりするところも良かったですね。お色気サービス要素的なものは全くありませんでしたが、久々に心惹かれる「戦うヒロイン」でした。
難易度は選択可能で、ノーマルでも終盤あたりでちょっと歯ごたえがある程度でインディーズにありがちな鬼畜難易度でもなく、さらに低い難易度も選べるのでプレイすればとりあえず最後までいけると思います。また音楽も熱いライラックさんに良く合うかっこいい曲が多くてとても良かったです。なおタイトル画面でロゴにカタカナで題が併記されていますが中身は全編英語のみです。

2014年を振り返って

ことしもTOP3はインディーズゲームばかりになってしまいました。日本のゲームも挙げたいところですが今年遊んだ国産ゲームで満足度が高かったのはDSiウェアとして出ている「コロぱた」がありましたが、キャラ面でライラックさんに軍配があがりました。大作ゲームを最近やってないので時代に遅れてしまっているかも。しかし大作ゲームは1週間とかゲームする暇がないとお話の展開を忘れてしまったり熱が醒めてしまったりする気がするのでめんどくさいという気持ちになったりしてあまり手を出さなかったです。しばらくがっつりゲームに没頭する時間が欲しい。